「新・ジオポリ」OnLine 2014,10 Start

Energy Geopolitics Limited of Japan  「エグリジ」 へようこそ。
ジオポリは、新・ジオポリに生まれ変わりました。
「エネルギー世界のスペシャリストの眼から
グローバル地政学を読み解くわが国唯一のリリースです」

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ジオポリ 組織概要

独立コンサルタント エナジー・ジオポリティクス 代表 澁谷祐 

設立 20036月。

事務所:千葉県浦安市富岡2-2-15-302  (279-0021)


■プロフィール:


渋谷 祐(しぶたに ゆう)

1942年兵庫県西宮市生まれ

慶応義塾大学商学部卒

(国際関係・国際経営、1968年)。

石油連盟入局(外国調査部、1968年)

外務省入省、中近東2課配属、

1975-78年、在クエート日本大使館書記官

(UAE,バーレン及びカタール大使館書記官兼務)。

北極石油()調査役

1982-1984年、カナダ石油開発プロジェクト)

ジェトロ・ロンドン石油資源部長

1988-1992年)

石油連盟環境保全課長、広報課長、外国調査部次長等

1992-96年)

中東経済研究所主任研究員

2003年)

アジア・太平洋エネルギーフォーラム設立幹事・研究主幹

1996-2003年)

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科特別研究員

2006年~2012年)

早稲田大学総合研究機構中華経済研究所招聘研究員

2010年~2014年)

<現在>

()エナジー・ジオポリティクス設立代表

20036月~)

MECインターナショナル・シニアコンサルタント(英国)

2007年~)

早稲田大学資源戦略研究所事務局長兼主任研究員

20127月~)

中国研究所所員

2011年~、21世紀シルクロード研究会世話人代表)

ウインザー・エネルギーグループ

(英国、グローバルエネルギー地政学)

キャノングローバル戦略研究所北東アジア研究会メンバー

 

経歴


自己紹介に替えて-----
筆者の45年間の足跡と予言の的中
1968年、
大学恩師から「これからは石油が面白い」
と薦められ、石油連盟に入社。
ほどなく予言は的中し、
石油ショックが発生し、
世界は大混乱しました。

1975年、外務省に入省。
在クエイト大使館を拠点に、
建国まもないア首連、
バーレーンとカタール兼務の初代の
オイルアタッシェとしてイラン、
サウジを含めペルシャ湾を担当しました。
英軍の撤退を機に米軍がペルシャ湾の
警察官になった時代です。

当時のアラビア石油の本社重役に対して
「オイルダラーで成金になったクエイト
は傲慢に陥り、いずれ国を誤らせる」
と直訴したことがありました。
やがて予言は的中し、湾岸戦争が勃発。
クエイトは一時イラクの領土の
一部になりました(90年8月)。

1978年に
中国政府の招待で初めて訪中し、
北京市の体育館に安置された
故毛沢東主席の遺体を弔問した。
紅衛兵は棺にとりすがり号泣し
離れようとせず、
私はもみくちゃにされ記帳どころでは
なかったのです。
大地鳴動する中国大衆パワーの
すごさを体感しました。

80年代初期、経団連プロジェクト
として発足した
カナダ・ボーフォート海の
北極海開発事業計画の一翼に参画したが
ファイナンスが続かず失敗に終わった。
事業先見性はあったが30年早かったのです。

ロンドン勤務のころ東ドイツに出張し、
当時の東ベルリン側から
ブランデンブルグ門の正面を見学した。
東京宛て報告書のなかで
「ベルリンの壁の崩壊が早い」
と予言したところ、
「なにを馬鹿なことを」
と一笑に付せられましたね。

ペレストロイカのおかげでソ連末期、
シベリア奥地の視察が認められ、
その第一号として
東シベリア・コビクタ付近を踏破した。
当時極東最大だった
ブラーツク水力発電所のサイトには
「社会主義の大勝利、万国の労働者万歳!」
の大看板が踊っていました。
半年を待たずにソ連は崩壊しました。

湾岸戦争、ベルリンの壁崩壊、
旧ソ連邦崩壊や東欧革命に揺れた
90年前後の時代、ペンネーム
「クロード鳥越」としてロンドンから
日経産業新聞や週刊東洋経済に
ほぼ3年間にわたり寄稿しました。

東京に帰ってからは、
90年代後半からはアジアの時代を先取りし
、北京、ソウル、マニラ、ハノイ、台北、
バンコク、シドニーやジャカルタなどに
行脚を重ね、
アジア・太平洋エネルギーフォーラムを
ファシリテートしました。

06年から12年まで
早稲田大学アジア太平洋研究センター
特別研究員として、東アジア地域研究部会を
ファシリテートしつつ、
英国、中国、オランダなどに
学術交流のため海外出張しました。

現在、
早稲田大学資源戦略研究所
事務局長兼主任研究員として
調査研究にあたるかたわら、
オープン講座「資源ビジネスと資源外交」の
アドバイザリーとして活動中です。
最近はイスラエル・テルアビブ大学の
訪問交流や英国の学界活動に参画しています。
■趣味その他:
テニス、アンチーク鑑賞(シール・コレクション)。